Hattori Kohei Blog

イラストレーター服部幸平のブログ

サイトの不具合

現在、Webサイト作成ソフトのトラブルが原因で、自分のサイトがまったく表示されなくなっています。

現在メーカーに問い合わせ中です。

復旧にしばらく時間が掛かりそうです・・。

申し訳ありませんが、しばらくお待ちください。
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【追記】
12月11日の夜に復旧いたしました。
ご迷惑をお掛けしました。

intuos Pro(インテュオス・プロ)/標準ペンの改造

さてintuos Proに付属する標準ペン。
僕はサイドスイッチは描画作業のじゃまになるので、最初から取り外してしまいます。

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黒色がintuos Proのペン、シルバーがintuos2のペン。
intuos Proペンにはまだサイドスイッチが付いています。
 ここで少し問題になるのが、このスイッチを外すと中の芯部分がわずかに動いてしまうこと。

動くのは本当にごくわずか。
上下にカタカタと0.1mmくらいなのですが、これがペンでタブレットに描くたびに動くのです。
僕はこの動きがすごく気になり作業に集中できません。
そこでペンに改造を施します。(intuos2のペンでも行っていました)

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スイッチを取り外し、穴の開いた箇所。

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取り出したのは、ずいぶん前に購入したもので【プラリペア】という商品です。
本来の目的は欠損したプラスチックパーツの補修や修理に使います。

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この白い粉末は「レジン」というもの。
右隣の液体と混ざると変質し一旦液状化し、その後硬化します。
24時間程で完全硬化し、強度はかなりあり、身近では歯科治療に使われています。(独特の臭いがします)

f:id:hattori_kohei:20151206223811j:plain施工後。(24時間経過)
完全に硬化して芯のガタは一切なくなりました。

この改造がペン操作にどれくらいの影響があるのか、よく分かりません。
使用していて筆圧感知に大きな差はないように思えますが、この改造=メーカー保証が受けられない」となってしまうので、積極的に他の人にはお薦めは出来ません。
僕の場合はリスクよりも使い勝手を優先してこのような改造を自己責任で行っています。

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これも別途購入したワコム製【スイッチ無し用ゴムグリップ(2本入り】。

ついでにタブレット本体には、下記のシートを後付で貼りつけました。 

www.amazon.co.jp

標準シートよりももっとスベスベ感が増しています。

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メーカー標準だと少し摩擦があり過ぎで、自分としてはintuos2のシートのような、ある程度滑らかにペンが走る方が着色作業に都合が良いのです。
もっと摩擦が欲しい場合はA3サイズのコピー用紙を重ねて描画しています。
このあたりは好みの問題でしょう。
intuos Proのシートがすごく使いやすいというユーザも多いので。
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購入からセッティング、ドライバの設定、シートやペンの改造などで、結局intuos Proを仕事で使えるようになるまで一週間ほど掛かってしまいました。
今後は、使いながら各種設定を自分なりに、より使いやすく改善していくことになります。

intuos Pro(インテュオス・プロ)PTH-851/K1レビュー

つい先日タブレットを買い換えました。
ワコムintuos Pro(Lサイズ)です。

今まで愛用はintuos2。
2003年頃に購入してから12年も使い続けました。
おそらく自分がいま使用しているパソコン関連の仕事道具では一番の古株。

しかしドライバソフトはとっくにワコムさんは対応終了であって、OSのアップデートを考えるとさすがに買い換えざる得なくなってしまいました。

今まで一度も壊れること無く仕事で活躍してくれたintuos2にはとても感謝。
(ペンも無故障!)

intuos Proについては、ネット上に多くのユーザーがレビューを上げていますので、製品の内容などは省略して、ここでは僕なりのレビューをしたいと思います。
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到着&開封。

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デスクに乗せてみます。

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今まで使っていたintuos2との比較。

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縦はintuos2の方が大きいのですが、横幅はintuos Proの方が長いです。
厚みはintuos2の2/3くらい。
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外観で気になるところです。

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intuos Proの表面周囲はラバー素材のような感じで、手首ではなく腕を動かす描画方法の人(僕も)には少し引っ掛かりが気になります。

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USBの差込口です。
マウスパッドをセットして上から撮影。
しかし右サイドの中央部分ってどうなんでしょう?

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試行錯誤の末、こういう配置になりました。
右利きなのにファンクションキーを右側にしての左利き用セッティング(笑。
実は試してみると右利きでもサイドのファンクションキー、ホイールボタンは右側の方が使い勝手が良いことが分かりました。

しばらくこれで使ってみます。

ちなみにUSBコードは製品付属のではなく、たまたま持っていた他社製USBコードの差込口が同じタイプがあったので流用しました。
付属のL字型だとコードが自分の身体側になってしまいます。
左利きのユーザーでこのコードの仕様に怒っている購入者がいましたが、よく分かります。
差込口の位置も含めココは要改善ですね。

【鳩尾】

先日の小説挿絵の仕事、その最終回でのこと。

物語は主人公が殺人容疑の男を追い詰めるクライマックスへさしかかります。
しかし容疑者追っていた主人公は、逆にその男に不意を突かれ襲われます。

その場面の記述。
主人公は男に「正確に鳩尾を蹴られた」と書かれていました。
結果、もんどり打って苦しむ主人公・・。
しかし僕の頭の中は【鳩尾】という見知らぬ言葉でいっぱい。

「ハトオ?【はとお】って何??」
「尾」ってことは尾てい骨の辺りのことですか?」

このままでは小説に集中できないので、早速グーグル先生へ。
すると・・何と!
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【鳩尾】みぞおち、みずおち(「きゅうび」とも読む)

みぞおちとは、人間の腹の上方中央にある窪んだ部位のこと。(wikiより)



正面から見て、肋骨が左右で分かれる分岐の部分。
アソコです。

副交換神経が集中している箇所なので急所のひとつです。

ちなみに飲んだ水が落ちる場所だから「みずおち」、それが転じて「みぞおち」。

また肋骨が左右に広がった形が鳩の尾のように見えることから「鳩尾」という漢字が当てられたそうです。



挿絵は無事に納めることが出来ました。

ネット万歳。

アラルエン戦記7巻(下)・装幀画用ラフスケッチ

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 画像はアラルエン戦記7の下巻、その表紙絵用ラフスケッチ。

これはまだアイデア段階のもので、スケッチブックに万年筆で描いています。

 その作品は先日に完成し、すでに岩崎書店さんのもとへ・・。

 発売はもう少し先のようですが、雰囲気ある絵に出来上がっています。

【お知らせ】サイトリニューアルとブログの開始

 今回、ほぼ4年ぶりにサイトの全面リニューアルを行い、一からつくり直しました。

またサイトのリニューアルと同時に、今までの【column(コラム)】ページをこのブログに変更し移行しています。

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前回は2010年の5月に全面リニューアルし、定期的な更新をしてきました。

しかしここ最近、MacOSXの頻繁なアップデートのために使用しているWebサイト作成ソフトが対応できず(OSXついては言いたいことが山ほどある!)、ついにソフト自体が二ヶ月前からまったく起動出来なくなってしまいました。

そこでサイト作成ソフトの最新のバージョンを購入し、先ほどやっとリニューアルと更新作業を終えることができました。

 さて今回のリニューアルに関してのポイントですが、

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1)訪問者がサイト内で迷わないようなページ構成とユーザーインターフェイス

2)いたずらに流行を追わず、シンプルで見やすいデザイン

3)文字を極端に小さくしない

4)スマートフォン対応のWebサイト

5)英語版と日本語版を統一

6)コラムページをブログへと移行

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以上の点を留意してサイトを制作しています。

 いまは「とりあえず急ぎ」のアップデートなので内容が不足気味ですが、これから時間をみて少しづつ改良を行っていく予定です。

とにかく、こうして更新作業が再開できてひと安心。

ふぅ〜。